Raritan PDUでカスケード接続してみる PX3-5138JR

目次

概要

今回はRaritanのインテリジェントPDU PX3-5138JR でカスケード接続を試してみます。
この記事は3部構成です。

カスケード接続

インテリジェントPDUはイーサネット接続を利用して様々な操作や情報の取得を行えるようになっています。
しかし、通常PDUは大量に設置されるものであり、それぞれ個別にネットワークスイッチに接続していてはスイッチ側でかなりのポートを消費してしまいます。
これを回避するため、こういったPDU製品の多くはカスケード接続をサポートしています。
これは、PDUからPDUにデイジーチェーンのように接続することで、ネットワークスイッチのポート消費を最小限に抑えるものです。

カスケード接続のタイプ

Raritan PDUでは2つのカスケード接続方式をサポートしています。

  • ブリッジ
    • それぞれのPDUは異なるIPアドレスを用いてアクセスできるようになります。
  • ポートフォワーディング
    • 全てのPDUは同じIPアドレスを使用してアクセスできますがポート番号がPDUごとに異なります。IP消費が1つで済みます。

今回は、オーソドックスなブリッジでのカスケード接続を試してみます。
また、今回のRaritan PDUではPDU間での接続にイーサネットを使用することができず、USB A to Bのケーブルを使用する必要があります。
(この点は少し残念です)

詳細はオンラインマニュアルを確認してください。

カスケード接続の設定

以後の設定はカスケード接続するすべてのデバイスで行っておく必要があります。
詳細な手順はオンラインマニュアルに記載があります。

まずはネットワーク設定から カスケードモードブリッジング に設定します。

次にIP設定を確認します。
BRIDGE の項目にIP設定が移動しています。
設定前に ETHERNET で設定していたStatic IPの設定などは引き継がれないようなので注意が必要です。

設定は以上です。
続いて、USBケーブルの接続を行います。
配線は次のようなイメージで行います。

これで全てのPDUにアクセスできるようになります。
次回はPrometheus+Grafanaを用いてPDUの情報の可視化を行います。

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